高井発電所へようこそWelcome to Takai Hydropower Station
長野県高山村にある高井砂防堰堤の未利用落差を利用した高井発電所を建設し、2015年10月1日に運転を開始いたしました。
高井発電所は、長野県高山村の信濃川水系松川において、県が管理する高井砂防堰堤本堤に貫通孔を空けて取水し、発電を行うものです。発電した電力は固定価格買取制度(FIT)に基づき売電します。
本発電所は、建設にあたり新たな取水堰を建設する必要が無く、また減水区間(川の水の量が減少する距離)も短いことから、環境に優しい発電所です。また、自然由来および廃止鉱山に起因する酸性河川という地域の長年の課題に、「再生可能エネルギー」という切り口でアプローチしている点においても、意義深い事業と考えております。
この発電所によって、年間で約270 万kWh(一般家庭約750 軒分の使用量相当、高山村の世帯数の約30%分)の発電が可能となります。